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二十七日(日)
昨日は、大変に過激なことを書いてしまいました。
自分の思い入れを他人に押し付けるつもりはさらさらないのですが
こと日本刀については譲れないものが訳もなくありまして、すみません。
人の迷惑顧みず様々な人がこの業界で生活をしなければいけないのに。。。。
しかし、一般的な(有名でない)現代刀工を取り巻く状況は過酷極まりないそうです。
かなり以前の話ですが、巷で霊能者といわれる方に言われたことが
"あなたは剣難のそうがあるから人とのいさかいには気をつけなさい" と。
刀に対する思い入れを考えると前世?は戦いに明け暮れていたんだろうなあ〜〜。
それにしても実に恐ろしきは毎日刀の中にいると自分の風貌が変わって来て
だんだん食い詰め浪人のような目がぎらぎらした "触れなば切る" みたいなみたいな。
あ〜〜〜〜怖い怖い、気を付けなければいけませんね。。。。
ところで如月のオークションの予告をさせていただきます。
何とか刀が間に合いそうですが現在研ぎと柄巻きの直しなど調整中です。
今回も上限価格で20万以下を目標にしていますが出来るだけ多くの方に
参加していただきたいので早めにご案内をしようと思います。
よろしくご参加のほどお願いいたします。
二十六日(土)
先日、お話をいたしました正義をお買い上げいただいた方から
良い物が手に入って良かったとのお喜びのメールを頂きました。
こちらこそとお顔を思い出しながら思わず手を合わせてしまいました。
何ですって、ゴマすりの手をすりすりしたんだろうって。
う、すっするどい。。。。
本日は、
刀剣商の嫌な面のお話を少しいたします。
このところ、電解鉄の刀を良く目にするようになりました。
これは、刀剣商が弱い立場の現代刀工に安い価格で鍛え肌の綺麗な刀を
作らせるという図式から存在している代物なのです。
確かに刀の形をしてはいますが本当の日本刀とは言えません。
実は、電解鉄の刀をお持ちの方に自分の刀の画像をアップしてはどうかと
お話を頂いたのですが与える衝撃の大きさに怖気をふるい出来ませんでした。
刀剣商は自業自得ですが愛刀家?は寝耳に水の大慌てになるかもしれませんから。
その刀は一見、鍛え肌が肌だって古刀然として良く見えますが現代刀でした。
茎には現代刀工の銘があったはずですが古く見せるためには銘は邪魔ですから
銘消しをして錆を付け直し無銘にされていました。
その方は師筋の方から刀を譲り受けたのでしたが、かなりの刀剣商は平気で
高い値段(本物の日本刀ではないからたとえ安くても高価格という意味です)で
電解鉄の刀を売っているのですよ。
その昔、戦乱の世に数打物と呼ばれる刀がありましたがそれとは全く違います。
実戦で使われることがないと高をくくっているから恥もなく売れる代物です。
ただ売れれば良いだけなんて伝統ある日本刀に対して本当に恥ずかしい。
今の愛刀家?には鍛え割れのない綺麗な安い刀を求める傾向が強くあり
これを満たそうとすると真っ当な方法では作刀する費用すらでないという状況が
一般的な(有名でない)現代刀工の抱えている切実な問題としてあります。
全く鍛え割れのない綺麗は刀を作ることがどれほど大変なことなのか知っていますか?
まったく刀工には罪はなく顧客の要求を間違った方法で満たそうとする
私を含めたいかがわしい刀剣商には伝統を踏みにじらんとするばかりの
日本刀という文化に対しての大変な許されざる罪があります。
たたらで砂鉄から和鉄をつくりそれを日本刀の素材にまでするだけでも大変な労力を要し
さらに緻密で繊細な力加減での折り返し鍛錬によって完成される日本刀は
その十数度の鍛錬の過程を経ただけでもすばらしいものです。
刀工は渾身の技の最後のしめくくりとして刀身への焼入れをほどこし
完全な武器であるにもかかわらず美しさまでも追求してしまう。
こんな大切な伝統は是非とも厳しく守り続けていかなければダメです。
私の大好きな日本刀がいつか日本刀とはおよそ呼べないものになることを
痛切に心配しています。
今日は思い入れが先走ってしまいましたことをお許しください。。。。
二十五日(金)
午前中、税関の何とか課からいきなり電話がかかってきて
刀剣の輸出に関する質問をしたいから時間はいいかと
聞かれたんで暇だけど、忙しいんだけど良いよと言いました。
話の内容は不正輸出(刀剣類の密輸)のことらしいんだけど
係官が素人なのか銃刀法の登録証が二種類あるんですかとか
わけのわからないことを聞かれてまいりました。
文化財保護委員会発行のことを言っているんですかと聞いても
違うみたいだしどなたかご存知でしたら教えてください。
刀剣の価格設定についてはご興味がおありだと思いますが
一般的には言えませんので私の場合をお話します。
通常のお買い得品については銘があるなしにかかわらず
私の仕入れ価格を基準として売価を設定しております。
これをお買い得と判断されるかどうかはお客様次第ですが
拵えだけでも現代物で作ると目貫などの金具を入れれば
十万を超えてしまいますからね刀身はおまけみたいなものかも。
そこそこの刀身が入っていればお買い得く〜〜〜〜〜〜。
と手前味噌の話をされてもね〜〜〜。。。。
二十四日(木)
昨日は、私にとって大変に嬉しいことがありました。
私のお店を信用して下った方がお仕事の帰りに雪の中を
遠路はるばるご来店をしてくださいました。
それも細川正義の太刀を見てくださりにですよ。
こんな高価な太刀を見に来ていただくだけでも有難いのに
なんと価格が安いと即断即決、お買い上げまでしてくださいました。
少しづつ信用をして頂けるようになってきたのかなと感激しています。
良い物を出来るだけ安い価格でこれからもご提供できるように
頑張っていこうという気持ちを再認識しています。
ところで先日、聞きかじりの大腰筋のお話をしましたが
能の役者が90歳になっても舞えるのはやはり大腰筋などインナーマッスルを
使っているからとかいうお話が続いていたのでした。
侍は常々、能を舞うことでインナーマッスルを鍛え活性化していたんですね。
そしてなんと嬉しいことに表面の筋肉はしわしわに衰えてもインナーマッスルは
鍛え方次第で死ぬまで使えるとかいうことを聞きますとたるんだしわ腹も
愛おしく気にならなくなってきます。
でも、醜いですが。。。。。。。
二十二日(火)
今夜、二十三日零時で睦月のオークションの締め切りをしました。
ご参加いただきました方々にはこの場で御礼を申し上げます。
結果は、商品の評価があまり高くなかったのか応募数は5件でした。
買うことができた方は、大変に良かったと思いますが。。。。。
来月は、商品をどうしようかと考え込んでいます。
ところで二本差しの侍は刀の重量が重くて大変だったろうなと
常々考えていたんですが彼らは、はやりの大腰筋を使って
歩行をしていたと物の本で読み知りました。
(すでにご存知の方は知ったかですのでお許しください)
大腰筋は、スーパーアスリートと呼ばれる方々もお使いだとか。
やっぱり侍はすごい身体機能を持っていたのだなあと
改めて感心している次第です。
しかし、自分の体を(特に腹回り)を見るに付けもの悲しさが
湧き上がってくるのは私だけでしょか。。。。。
二十日(日)
曜日の感覚がなくなっていくことはのん気な反面怖いなーーーー。
会社勤めをしていた頃は毎日毎日満員電車にゆられてあの世までーー
ってなことを夢見ていたのかいなかったのか。。。。
まあ、まっとうな人の道は歩けないのがおのれの性とあきらめて
日々楽しく暮らそうではないかと誰ともなしに話しかける虚しさ、う、う。
閑話休題、
今日は大慶直胤をアップしましたがまだまだあるんですよ。
人に言わせるとどこぞビルの一階に店を出した方がいいくらいの商品があると
今、刀剣商を営んでいる方達の末席を汚すだけのことはできるよと。
ですが、人目に付くところに店を構えれば経費がかかりますでしょう。
それだけ高く売らなければならなくなりますよね〜〜〜〜〜。
なんと消極的な発言、それだけ数を売ればいいんですよ〜〜〜〜〜〜。
今日も一日、忙しかったな〜〜〜〜。
でも、自分の刀の手入れも十分に出来てよかっな〜〜〜〜〜〜。
単なる負け惜しみですが。。。。
十九日(土)
体力が落ちると気力もかなりダメージを受けるようで
つまづいていてはいけないと思いながらだらだらと
老い先の短い大切な一日が過ぎて行ってしまいます。。。。
やっとオークションの商品が出せましたが魅力的な物かどうかが
少し気にかかります。でも価格的には上限で買うことになっても
かなりのお買い得品になるはずですので自身を持ちましょう。
IT系の仕事をしていると前に言ったか言わなかったかのことですが
今年は大殺界(これなに?)に入っているから新しいことはダメだとか。
そんなことカンケーねー、そんなことカンケーねーって今言っている私が
今年どんな運命をたどって行くか楽しみにしていてください。
いかなる場合も前進あるのみ、ホフク前進かも知れませんが。。。。
十五日(水)
いやー、寄る年波と体力の衰えにはかないませんね。
とうとう風を引き込んでダウンをしてしまいましたよ。
一人で何でもやっているとすべてが止まってしまいましてねー
いつまで新春セールをやってるんだって声が聞こえてきそうですね。
アイ、スミマテーーーーン。(ん、なんか聞いたことがあるな)
て、ことでやっと完全ではありませんが復活です。
ところで前に宣言をしておりましたオークションの品物の準備が
少し遅れてしまいましたがこんな言い訳ですので今しばらく。。。。
刀を好きになられる方の思い入れは人それぞれの違いがありますが
結構若い方々が、少し疵のある古い刀などを好まれることを見ますと
刀とは何であるのかが分かっているのかなとふと思うことがあります。
幾多の戦乱の時代を経て生き残っている刀の価値は刀それ自体が
物語っていますが決して綺麗なままで残っているわけではありません。
それらを愛でる心がこれからの真の日本刀を育てていくのだと思います。
安直な方法で作刀された綺麗な刀を愛でるのではなく。。。。。。。。。
九日(水)
私をいかがわしい業者だと思われている方々に
お店が少し片付きましたので店内を一部公開致します。
公開したところで疑いが晴れるとは思いませんが。。。。。
このお店には刀剣が何本あるでしょう?わかるわけないですよね。
信用を得るためではありませんがざっと在庫を数えると
刀が28本、脇差が19本、短刀に至ってはなんと40本を越えてしまいます。
でもたったこれだけなんですよね。これで刀剣商をやっているんです。
店にいると在庫(え、不良在庫?)が増えたなーーーーと思いますが
数えてみると以外に数が少ないという現実に直面致しますね。
でも、ネットに出る前にお店でも結構買っていただいているんですよ。
入りたてのほやほやが時折ありますのでお越し頂いた方が良いものありまっせ。
今日の本題は写真の公開(片付いていないので一部だけ)ですので忘れずに
![]() 結構ちゃんとしてるでしょ。 え、人の店を撮ったんだろうって。。。 |
![]() |
六日(日)
今日は、お世話になっている親方に色々ご指導を頂きました。
何の指導かというと刀の研ぎの良し悪し、刀の錆の良し悪しなどで
まだまだ知らないことがいっぱいありまして大変勉強になりました。
いづれまた公開するだけの資料になりましたらアップしてみたいと思います。
新年のご挨拶をこのページだけで終わらせるつもりはないのですが
郵便受けの中を見ないでいましたらお客様からの年賀状がありました。
今日まで気付かないでいて本当に申し訳ないことをいたしました。
ごめんなさい。
それから安い錆身の刀を使って居合刀レベルの研ぎの実際を
お見せするようなことを近いうちに公開したいと考えております。
五日(土)
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
年末から怪我をしたり休み返上でページの更新をしたりしていましたが
実質的な仕事始めは今日からになります。
今日五日は例月どおり高崎の泥棒市へ行ってきたした。
新年早々ですので参加者が多く中々の盛況ぶりでした。
今回の目的は適当な縁と目貫を探すことでした。
でも良い物が見つかると中々高いことを言うので商談はまとまりませんね。
今年は、年男ですので人の三倍しっかり働くことを抱負に致しますので
皆様には常に至らぬところはご遠慮なくご叱責を頂きたいと思います。
ますます良い刀を手ごろな価格で供給できるように頑張ります。
それから簡単なオークションを月に一度中旬頃に開催をしたいと思います。
趣旨など詳細は別ページでご案内をさせて頂いておりますのでご覧ください。
では、
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